タイトル

ナンバリングコード     科目ナンバリングについて
授業科目名 科目区分 時間割 対象年次及び学科
分子植物ストレス応答学特論Ⅱ    
Molecular Plant Stress Response Ⅱ
  1Q 水1   農学研究科 
講義題目 水準・分野 DP・提供部局
対象学生・
特定プログラムとの対応
 
分子植物ストレス応答学特論Ⅱ
  ABXA  
担当教員 授業形態 単位数 時間割コード
市村 和也[Ichimura Kazuya] Lx 1 952815
DP・提供部局  
ABXA
 
授業形態  
Lx
 
関連授業科目  
分子植物ストレス応答学特論I, 分子植物病理学特論Ⅰ
 
履修推奨科目  
分子植物ストレス応答学特論I
 
学習時間  
講義90分 × 8回 + 自学自習(準備学習 15時間 + 事後学習 15時間)
 
授業の概要  
 環境ストレスは、生物的ストレスと非生物的ストレスに大別される。病原体感染による植物の生物的ストレス応答には、病原体分子の認識によって誘導されるシグナル伝達が密接に関係している。シグナル伝達は、細胞内外における分子認識、細胞内シグナル伝達、下流の応答の各段階に分けられる。本特論では,植物免疫におけるシグナル伝達の分子メカニズムや病原体との分子レベルでの相互作用、病原体のエフェクターを介した病原性戦略などについて取り上げ、修士研究に重要な植物免疫における学問背景を学習する。講義の終わりには、学習達成度を把握するためミニテストを実施する。
 
授業の目的  
植物の生物的環境ストレスに位置づけられる植物免疫分野の専門知識を拡充させる。特に変異体や形質転換体を用いた研究手法や、ゲノムレベルの広範囲な遺伝子発現解析、植物免疫と関連が深い植物ホルモン応答なども含め、高度な修士研究の基礎となる知識の習得を目的とする。
 
到達目標  
1.植物における環境ストレスシグナル伝達の概念及び基本的なメカニズムを説明できる。
2.自身の行っている課題研究の背景、目的、方法について説明できる。
病原菌感染を含めた植物のストレス応答における広義のシグナル伝達は、さらに認識、細胞内シグナル伝達、下流の応答など少なくとも3つの要素に細分化される。これらは環境ストレスに限らず、植物ホルモン応答や環境要因、共生などにも当てはまる普遍的な概念である。本講義を通して植物のシグナル伝達の重要概念を理解するとともに、その特殊性と一般性についても学習する。本講義により植物におけるシグナル伝達の構成因子を列挙できるとともに、基本的なメカニズムについて説明ができるようになる。また、動物などと比較して、植物におけるシグナル伝達の特殊性と一般性について遺伝子レベルで説明が可能になる。以上より、各自が行っている課題研究の背景について理解が深まり、より主体的に研究を行うことができる。
 
成績評価の方法と基準  
小テスト80%,出席20%を基本とし、総合的に判断する。
 
授業計画・授業及び学習の方法・準備学習及び事後学習のためのアドバイス  
 植物免疫の細胞内シグナル伝達の総説輪読を行うが、文中の重要概念を解説するため資料プリントを配布し、随時ホワイトボード等を使いながら説明する。
第1回:ガイダンス、導入introduction, 植物病理学の簡単な歴史 Brief history of plant pathology
第2回:相互作用を病害に変えるものは何か?What makes an interaction become a disease?
第3回:病原性の戦略 Strategies of pathogenicity
第4回:植物免疫反応 Plant immune responses
第5回:エフェクター誘導罹病性 Effector-Triggered Susceptibility
第6回:免疫受容体と抵抗性タンパク質 Immune Receptors and Resistance Proteins
第7回:殺生寄生菌、ジャスモン酸、シグナル統合、ウイルスに対する反応, Plant responses to necrotrophic pathogens, Jasmonate, Signal integration, Plant responses to virus
第8回:植物病害の予防と管理のための戦略 Strategies to prevent and manage disease
 
教科書・参考書等  
Web教材: Teaching tools in Plant Biology, Fighting for their lives: Plants and pathogens (www.plantcell.org/cgi/doi/10.1105/tpc.112.tt0612)
教科書:資料プリントを配布する。
参考書等:Peter N. Dodds and John P. Rathjen, Plant immunity: towards an integrated view of plant–pathogen interactions. Nature Reviews in Genetics, 11:539 - 548, 2010.
 
オフィスアワー  
水曜日10:30~13:00
 
履修上の注意・担当教員からのメッセージ  
講義までに予習しておくこと。授業後は疑問の残る点については質問する、または参考書を調べるなどして次回までに理解しておくこと。
 
参照ホームページ  
 
メールアドレス  
kichimura@ag.kagawa-u.ac.jp
 
予備項目6  
 
予備項目7  
 
予備項目8  
 
↑ページの先頭へ戻る