タイトル

ナンバリングコード  
授業科目名 科目区分 時間割 対象年次及び学科
土壌環境学    
 
  後期 金1 2~4 農学部 
講義題目 水準・分野 DP・提供部局
対象学生・
特定プログラムとの対応
 
Environmental Soil Science
     
担当教員 授業形態 単位数 時間割コード
豊田 鮎, 小林 剛, 山田 佳裕, 伊藤 文紀[Toyota Ayu, Kobayashi Tsuyoshi, Yamada Yoshihiro, Ito Fuminori]   2 464720
DPコード  
cbeA
 
関連授業科目  
土壌肥料学,土壌生化学
 
履修推奨科目  
生物環境保全学,植物生態学
 
学習時間  
講義90分 × 15回 + 自学自習
 
授業の概要  
土壌は単に母材が風化したものではなく,さまざまな生物が作用して形成される.本講義では,土壌生物と植物の作用に着目して生態系の物質循環,植物生産,生物多様性維持の場としての土壌環境について基礎的な概念を学習する.さらに土壌環境の劣化,生産性の低下に対して,人間がどのように向き合ってきたかの歴史を振り返るとともに土壌管理の実態と課題について議論する.最後に,動物が土壌をどのように改変するか,近年,分かってきたことを紹介する.
 
授業の目的  
土壌環境に関する総合的知識の習得を目標とし,農学全般,環境科学コースの関連講義・実験実習の理解を促進するための基礎知識を身につける.土壌が抱える課題を理解し,問題意識をもつ.とくに土壌有機物の動態や今後,土壌が化学的,物理的にどのように変化するかを予測するために何を測定,観察すべきかといった知識と考え方を身につける.
 
到達目標  
1.土壌分類,土壌粒子サイズに依存した土壌特性について説明できる.
2.持続的な作物生産のために適切な土壌管理,土壌保全の手法を提案できる.
3.土壌生物が土壌形成に果たす役割を2つ以上挙げることができる.
4.土壌生態系が隣接する他の生態系や動植物に及ぼす影響を説明できる.

 
成績評価の方法と基準  
出席,授業態度と授業時間内のミニレポート,自習を必要とするレポート,中間試験により成績を評価する.

出席・ミニレポート(35%),レポート(35%),試験(30%)

※ 試験・レポートの時期については下記の授業計画を参照のこと.
※ 講義に7回以上出席しない場合は不可とする.
 
授業計画並びに授業及び学習の方法  
(1) ガイダンス(豊田鮎)            

第1部 土壌の基礎と構造
(2) 世界の土壌分類、土壌層の発達(豊田鮎)        
(3) 土壌の物理構造と水・熱の移動(豊田鮎)  
(4) 土壌栄養塩の吸着と粘土鉱物(豊田鮎)          

第2部 土壌と生物生産
(5) 土壌の生物多様性と腐食連鎖(豊田鮎)        
(6) 森林土壌の落葉分解と有機物動態(豊田鮎)        
(7) 農地の生産性と土壌、まとめ     
   中間試験 (豊田鮎)                 

第3部 植物-土壌間の物質循環と機能
(8)植物と土壌環境(小林)           
(9)土壌における植物根の役割(小林)   
(10) 気候変動と土壌炭素(小林)
(11)まとめ、到達度点検(小林)           

第4部 近年の土壌生態学
(12)土とアリ、レポート(伊藤)        
(13)アリとシロアリの働き(伊藤)        
(14)陸水と地質、レポート(山田)
(15)持続生産可能な土壌管理に向けて(豊田鮎) 

※ 第1部~2部はミニレポートにより授業時間内に授業の理解度を確認する.
※ 第3部では到達度を自己点検する.
※ 第4部は各回で担当教員にレポートを提出すること.
※ 講義内容と担当教員は変更することがあるので講義中の連絡や掲示に注意すること.

 
教科書・参考書等  
参考となる教科書:購入の必要はありません
土壌生態学入門(東海大学出版会),森林生態系の落葉分解と腐食形成(シュプリンガー・ジャパン),土壌動物学への招待(東海大学出版会),土壌物理学(朝倉書店),ベーシックマスター 生態学(オーム社),森林生態学(朝倉書店),根の生態学(シュプリンガー・ジャパン),森林水文学(森北出版)

※ その他、講義中に紹介される資料や参考書がある.
 
オフィスアワー  
講義終了時に対応します.終了時以外の日時を希望の場合は,事前にメールにて連絡ください.担当教員の居室は以下の通りです.伊藤(CE402-1),豊田(CE402-2),山田(BW405-3),小林(BW405-4)
 
履修上の注意・担当教員からのメッセージ  
土壌は降水量や気温,生物など多数の因子と密接な関係にあり,絶えず変化しています.土壌環境学では,土壌の物質としての側面より,土壌を取り巻く環境や隣接する生態系を含めた土壌の動態を学びます.野外の環境変動,土壌動物,植物,物質循環に興味のある学生の受講を歓迎します.
 
参照ホームページ  
 
メールアドレス  
豊田(atoyota@ag.kagawa-u.ac.jp)
 
↑ページの先頭へ戻る