タイトル

ナンバリングコード  
授業科目名 科目区分 時間割 対象年次及び学科
細胞工学    
Cell Technology
コース専門科目 後期 水1 2~4 農学部 
講義題目 水準・分野 DP・提供部局
対象学生・
特定プログラムとの対応
 
 
     
担当教員 授業形態 単位数 時間割コード
京 正晴, 杉山 康憲[Kyo Masaharu, Sugiyama Yasunori]   2 464160
DP・提供部局  
bcdA
 
授業形態  
 
関連授業科目  
基礎生物科学、分子生物学、分子細胞生物学、植物生理学、植物形態学
 
履修推奨科目  
基礎生物科学、分子生物学、分子細胞生物学、植物生理学、植物形態学
 
学習時間  
講義90分 × 15回 + 自学自習
 
授業の概要  
動物や植物の細胞や組織を容器内で培養する試みは、20世紀初頭に始まり、培地成分の改良、成長-増殖因子の発見とともに組織-細胞培養技術として確立されていった。1980年代以降、遺伝子導入法や細胞融合法などの細胞操作技術の発展とともに、医療や農業に大きな影響力を持つ種々の研究領域が生まれ、それはバイオテクノロジーあるいは細胞工学などと称されている。近年、多能性幹細胞や遺伝子組換え作物といった用語が頻繁に報道で取り上げられることからも伺える様に、このような分野の研究成果はすでに実用化していて、今後、社会の様々な分野に影響を及ぼすことだろう。本講義では、細胞工学分野の基幹である細胞-組織培養技術の黎明から近年までの発展の経緯を辿りつつ、発生、増殖、細胞周期、細胞分化など、他の関連講義でも紹介される基本事項にまつわる研究がいかに進められたかを紹介する。前半では動物分野について、後半では植物分野について講義する。また、中間期に杉山教員によって動物細胞を用いた基礎生命科学分野や医学分野の最新知見について数回の講義が行われる。
 
授業の目的  
本講義は、細胞工学の基幹である細胞-組織培養技術の発展の歴史を辿りながら、発生、増殖、細胞周期、細胞分化など、他の関連講義でも紹介される基本事項に関する理解を深めさせることを主目的とする。また、細胞工学というタイトルが想起させる先端的で高度な技術を伴う研究例についても適宜紹介し、この分野への学生の興味を喚起する。
 
到達目標  
・ 動物および植物の細胞-組織培養分野の歴史と重要事項を概説できる。
・ 動物および植物の遺伝子導入技術の基本原理を説明できる。
・ 発生、増殖、細胞周期、分化など細胞生物学上の基本的事項に関連した専門用語を理解している。
・ 細胞工学を利用した先端技術についての知見を得ている。
 
成績評価の方法と基準  
出席カード提出内容(小問題を含む) : 60%
前半テスト : 20% 
後半テスト : 20% 
 
授業計画並びに授業及び学習の方法  
講義は、液晶プロジェクターあるいは板書で表示する形式で行う。提示する図表や説明文の内、重要なものをプリントとして配布する。毎回の授業で当日の話題などに関連して、問題を提示し、出席カードを利用して回答させる予定です。理解の及ばない事項については、生物学辞典(岩波、東京化学同人)、分子細胞生物学辞典(東京化学同人)、下記参考文献またはWikipedia、 大学や国公立研究所の研究者による研究紹介サイトのなどを参照するとよい。

1) 導入:動物細胞培養の黎明
2) 増殖因子と無限増殖
3) がん遺伝子の発見
4) 細胞周期の制御機構
5) ES細胞とその応用
6) 遺伝子導入による多能性誘導
7) まとめと前半テスト
8) モノクローナル抗体の作製原理(杉山担当)
9) 抗体医薬と薬剤スクリーニング(杉山担当)
10) 動物細胞を用いた基礎生命現象の解明(杉山担当)
11) 導入:植物細胞培養の黎明
12) 個体再生現象
13) 遺伝子導入技術と組換え作物
14) 遺伝子導入による個体再生誘導
15) まとめと後半テスト

【自学自習に関するアドバイス】
興味を持てれば学習は楽しくなります。

 
教科書・参考書等  
参考書:生物学辞典第5版(岩波書店 2013)、生物学辞典(東京化学同人 2010) 分子細胞生物学辞典(東京化学同人 2008)、植物バイオテクノロジー事典(朝倉書店)、テイツ/ザイガー編:植物生理学-発生学 第6版(講談社サイエンティフィック2017)
 
オフィスアワー  
京:金曜日1時以降5時まで(2H3)
杉山:平日1時以降5時まで(DW305-4)
 
履修上の注意・担当教員からのメッセージ  
興味は自らが育むものです。興味を持てれば学習は楽しくなります。
 
参照ホームページ  
 
メールアドレス  
京:kyo@ag.kagawa-u.ac.jp
杉山:sugiyama@ag.kagawa-u.ac.jp
 
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