タイトル

ナンバリングコード  
授業科目名 科目区分 時間割 対象年次及び学科
有機化学    
 
コース専門科目 前期 金2 2~4 農学部 
講義題目 水準・分野 DP・提供部局
対象学生・
特定プログラムとの対応
 
Organic Chemistry
  bcxA  
担当教員 授業形態 単位数 時間割コード
田村 啓敏[Tamura Hirotoshi]   2 464050
DPコード  
bcxA
 
関連授業科目  
基礎有機化学、基礎化学(化学Bイ,ロ)
 
履修推奨科目  
基礎有機化学、基礎化学(化学Bイ,ロ)
 
学習時間  
講義90分 × 15回 + 自学自習
 
授業の概要  
 「基礎有機化学」では,官能基別に有機化合物の命名法,構造,物理的性質,および基本的な反応について概説した。また,立体異性の基本的事項も説明した。「有機化学」では,「基礎有機化学」の内容をさらに掘り下げ,有機化合物の反応および合成について学習する。特に,以下の反応の機構を有機電子論(結合の分極,共鳴安定化,炭素陽イオンの安定性など)および立体化学に基づいて詳述する:アルケンの求電子付加反応;アルケンのラジカル重合;芳香族化合物における求電子置換反応;ハロゲン化アルキルとアルコールの求核置換反応と脱離反応;カルボニル化合物の求核付加反応;アルドール縮合;カルボン酸誘導体の求核的アシル基置換反応;クライゼン縮合;芳香族ジアゾニウム塩の生成と反応など。
 
授業の目的  
 有機化合物の構造,物理的性質,反応を分子レベルでより深く理解することにより,2年後期以降の専門科目の理解が深まるようになる。「有機化学」では,「基礎有機化学」の内容をさらに掘り下げ,有機化合物の反応および合成について理解できるようにする。特に,反応の機構を有機電子論(結合の分極,共鳴安定化,炭素陽イオンの安定性など)および立体化学に基づいて理解できるようになる。
 生物資源・食糧資源の化学と利用,生命現象と生物機能の解明・応用ならびに環境科学の理解に役立つ。
 
到達目標  
1)有機化合物の化学構造式を正確に書き,その構造の電子状態から物理化学的性質や反応性を説明できる。
2)有機化合物と反応試薬の特徴を理解し,その反応生成物を予想できる。
3)反応機構を電子の動きと立体化学によって説明し,さらに反応の選択性,配向性も説明できる。
 
成績評価の方法と基準  
 中間試験と期末試験での評価を主にして,出席状況,小テストなどを含めて総合的に評価する。
 
授業計画並びに授業及び学習の方法  
 基礎有機化学と同じ教科書を用いて,より高度な有機反応に関する重要事項を示しながら講義する。紙と鉛筆を使って,構造式と反応式を正確に書いて理解することが大切である。また,必ず予習と復習をしてほしい。
(1)授業の目的と概要
   有機反応の種類:①置換反応,付加反応,脱離反応,
           ②イオン反応とラジカル反応,
           ③求電子反応と求核反応
   アルカンの置換反応の機構:ハロゲン化の遊離基連鎖反応(ラジカル連鎖反応)
(2、3)アルケンの求電子付加反応1)酸の付加,水の付加(水和),ハロゲンの付加,
   反応はいかにして進むか
    ①平衡:発熱反応と吸熱反応
    ②反応速度:遷移状態と活性化エネルギー
(4)アルケンの求電子付加反応2)ホウ水素化,
   共役ジエンの付加環化反応(Diels-Alder反応),
   遊離基付加(ラジカル重合による高分子合成)
(5・6)芳香族化合物の求電子置換反応I (各種の反応機構)
   同 II(置換基の配向性)
(7) 立体異性(ジアステレオマー,立体化学と化学反応性)
(8)ハロゲン化アルキルの求核置換反応(SN2とSN1反応)
(9)   同      脱離反応(E2とE1反応)
(10)中間試験
(11)アルコールの脱離反応(脱水)と求核置換反応(ハロゲン化),エポキシドの開環
(12・13)アルデヒドとケトンの求核付加反応,アルドール縮合
(14・15)カルボン酸とその誘導体の求核的アシル基置換反応(エステル合成),クライゼン縮合
(15)アミンとそれに関連した窒素化合物:アミンの合成と反応,芳香族ジアゾニウム塩の生成と反応
(16)定期試験
 
教科書・参考書等  
教科書:H.ハートら著「ハート 基礎有機化学 三訂版」培風館 4320円(税込)(化学Bイ・ロおよび基礎有機化学と同じ教科書)。教科書の問題の解答はhttp://www.ag.kagawa-u.ac.jp/tamura/TOP.htmlから得られる。
参考書:ボルハルト・ショアー現代有機化学 (上・下) 第6版」化学同人(2011)各7020円,森 謙治著「有機化学I・II」養賢堂(1988) I 3456/II 5400円,「マクマリー有機化学 (上・中・下) 第8版」東京化学同人(2013) 上4860/中4752/下4752円,「ブルース有機化学 (上・下)第7版」化学同人(2014/2015)各7020円.「ウォーレン有機化学 (上・下)」東京化学同人(2003)各 7020円.(値段は税込)
 
オフィスアワー  
金曜日の午後4時以降(研究室BW302)
 
履修上の注意・担当教員からのメッセージ  
各項目は,授業の進行状況によって多少変更することがある。教科書の問題の解答はhttp://www.ag.kagawa-u.ac.jp/tamura/TOP.htmlから得られる。
 
参照ホームページ  
 
メールアドレス  
tamura@ag.kagawa-u.ac.jp
 
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